1958-07-02 第29回国会 参議院 法務委員会 第5号
私は、生活指導をするといったら、ほんとうにわが家をたくさん建てればいいという、つまりコッテージ・システムに、ちゃんと建物、設備をすれば、だれが文句言うでしょう。
私は、生活指導をするといったら、ほんとうにわが家をたくさん建てればいいという、つまりコッテージ・システムに、ちゃんと建物、設備をすれば、だれが文句言うでしょう。
それから、さっきこの五つぐらいなコッテージにしてみたいとおっしゃったのですが、私が申し上げておる家庭システムというのは、少し見当が違うようでございます。これは時間が惜しいから、私あとで局長室に参りまして少し申し上げたいと思いますが、どうかこれは少し考えていただきたい。場所的にも建物にもどうかお願い申し上げます。
○説明員(渡部善信君) 宮城先生のコッテージ・システムは十二分は私お伺いもいたしました。これも行き方としてはまことに私けっこうだと思うのでございます。しかしながら、実はこの婦人補導院を設置するにつきまして、人的な面と、それから財政的な面からいろいろと制約を受けることになるわけでございます。御承知のように、この婦人補導院は、一つ施設に二十五名の職員を配置されておるのでございます。
実は宮城委員のずっと前に仰せになりました各棟を別にいたしまして、そこへ適当のものを収容して分類して処遇していくという、コッテージ・システムというものは非常に私はいいと思うのでありますが、これは管理の面でなかなかむずかしい面もあるのでございます。そういう趣旨も織り込んだ施設の設計をやっていきたい、かように考えているわけでございます。